【ネタバレあり】「ショーシャンクの空に」を見た素直な感想

movie

今回は原作スティーブン・キング、フランク・ダラボン監督の「ショーシャンクの空に」という映画を紹介します。

先に結論を言いますと、超名作でした。この映画に漢字をあてるなら、「逆境」、「希望」、「忍耐」そして「友情」です。

あらすじ

妻とその愛人を殺害したという無実の罪でショーシャンク刑務所に投獄されてしまう、本作の主人公アンディ。刑務所のなかは劣悪で、暴力沙汰はあたりまえ、警官に逆らえば死ぬほど殴られる。

そんな中アンディはいつかここを出れることを信じて、持ち前の社交性と元銀行員というスキルを活かして、仲間や警官から信頼を勝ち取っていく。

そして、刑務所のなかでアンディの一番の話し相手になっていたのがレッドという人物。レッドと共に過ごすうちにお互い友情を深めていく。

アンディを利用して、悪だくみを考える刑務所の所長。しかしアンディはどんな理不尽な状況にも屈せずに使えるものは全部使って夢をかなえようとする。

見どころ

これは何といっても、アンディのもつ元銀行員ならではの会計のスキルです。仲間の信頼や警官たちの信頼を勝ち得たときにもこのスキルが使われました。

中盤、所長にこき使われているだけのように見えますが、後半の伏線回収により、アンディの周到、計略、手腕そのレベルの高さにとても興奮するでしょう。

感想

注意

ここから先はネタバレを含みます。これから見ようとしていて、中身を知りたくない方はここでやめてください。ネタバレを気にしない方はどうぞ見ていってください。

個人的に一番面白いと思った内容

私が面白いと思ったところは2つあります。

1つ目

アンディが学があることをみとめられ、図書委員に任命されます。そこには先任がいて、50年以上刑務所に収容されていた老人がいました。

普段はとても温厚な人だったが、仮釈放になったとたん発狂してしまい、ひどくおびえてしまいます。この「仮釈放」ていうワードもこの映画の重要なキーワードです。

そして最後は仮釈放された先で自殺してしまうんですね。

「私はシャバでの生き方をしらない」

得も言えぬ悲しい気持ちになりました。本来は刑務所を出たかったはずなのに、そこで長い時間過ごすうちに、その場所に依存するようになってしまったんですね。そのときの悲しい顔といったら。

警察もひどいですね。刑務所を出たくない人間から、仮釈放する形で外にだして精神的に追い詰めようとするんですから。

2つ目

レッドの面接を受ける態度です。

仮釈放するときに何人かの警官のまえで面接します。そこで囚人を評価して仮釈放にするかしないかを決めるんです。

このシーンで注目してほしいのが、レッドの言動です。これは勝手な考察になると思うのですが、レッドは何を言ったら仮釈放になるのか、ならないのかを知っている風な感じがしました。

そして、物語終盤、親友のアンディとの約束を守るためにそのスキルを使うんですね。

そこでアンディはシャバにレッドの居場所を作って待っているんです。

もうここで、涙腺が崩壊しました。

最後に

いかがでしたか。この記事を読んで、「ショーシャンクの空に」という映画を見てみたいと思ってもらえたらうれしいです。

では。

コメント

タイトルとURLをコピーしました